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 明日はどっちだ!~コンビニ・ブログ~ 

グルメ・料理・映画・音楽・ダイエットなど 種々雑多な内容で コンビニ的ブログを目指します。

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なんて愉快かな? 俺の人生42年 3

「置屋の息子 3 俺と淀川長治の違い」 

置屋には訳あり女性が多くあつまる。 まあ頬に傷ある人も出入りがある。
私は小学生の頃からそういう人を見てきた。

だいたいあからさまに怖い人は下っ端に多い。
力のある人は意外と普通に見える。その分怖いのだろうが、
怖いもの知らずの小学生はそういう人に平気で小遣いをもらったりもする。

しかし いつもいつもそういう人たちと良い関係であるとは限らない。
たまに関係がこじれる場合がある。

うちの家はもともとから置屋だったわけではない。

親父は長崎の農家の生まれだ。
戦後の混乱で食いぶちへらしのために養子に出された。
親父は結構トラウマになっていたようだ。
酒を飲んでいるときに聞いた話だが
若い頃は運送業をやっていたようだ。
そして肉屋の手伝いから精肉店を始めた。
そのころにお袋と結婚しているのだが、
そのなれそめは未だに謎だ。

お袋はすでに一度結婚しており、今で言うと×1であった。
しかも連れ子がいた。それが私の姉である。
その精肉店はまあ普通だったようだが、
お袋の姉が借金をこしらえ、その立て替えの為に店を打ったような話を聞いた。

そして、お袋の姉がやっていた置屋を継ぐことになる。
そういう意味では、親父は自分の仕事が途中で頓挫した「無念の人」である。
この状況は実は親父の一生で繰り返されることになろうとは思いもよらないことであったろう。

それはさておき、事件はその置屋を始めて数年後のことだ。
私が小学校から帰ると、パトカーが玄関前にとまっている。
もちろん 警察が家にくるなど普通では考えられないので、
駆け足で家にはいると、警察が家の中に何人もいて
そしていつも親父が座っている場所に血痕がついていた。

「二階にあがっとき!」誰かの声がしたのだけは覚えている。
ただ私の記憶はそこで止まってしまっている。
そこから先の記憶がない。別に泣き叫んだとかすぐに病院に行ったとか
何か行動があったはずなのだが、全く覚えていないのだ。
覚えているのは何人もの警官と、親父のいた場所の血痕。
そこだけが脳裏に焼き付いて残っている。

後から聞いた話によれば、
○○○の女性がウチの置屋で働いていたのだが、姿を消してしまった。
まあ逃げたわけだが、それを追いかけている男が、女をうちの親父が
隠したと思いこみ、逆上して飛び込んできたらしい。

当時のそれを物語るのは、今では親父の胸の傷跡だけだ。
よくもまあ生きていたものだ。

そのとき 私は悟ったのかもしれない。

「ウチの家はまともではないんだ。」と



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てん

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HN   てん 
年齢  45  ♂
生年月日 1967年 6月21日
血液型 AB型  の ふたご座 <四重人格!> 
趣味  料理・映画・小説・漫画・バイク
性格  新らし物好き・熱しやすくさめやすい

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